先週末は 懐かしい人たちに会ってきました。
再会した場所は 【いこいの村涸沼】わたしが 時々行く 日帰り温泉のある宿です。
その昔 わたしが公務員だった頃 泊まり込みで仕事をした（1992年）ことがあって その時出会った仲間たち。
男性5人 女性２人（わたしを含む）。60代～70代。メンバーは 県内各地に 暮らしている。当時のことが忘れがたく 一年に一度の親睦会で 親交をあたためています。
とはいえ コロナ禍で ここ２年間は 開催できずにいました。
最後に会ったのは 2020年２月末。その時のことを 旧ブログで読み返したら いろいろと思い出します。
【数日間だけ 寝食を共にしながら仕事をした仲間】というだけなのに こんなに長いおつきあいになるとは思いもしなかった。ご縁があったとしか いいようがありません。
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| 宿の庭 グラウンドゴルフ場 |
宿についたら 幹事さんのいる部屋に向かいます。まず ごあいさつ。
ちなみに 男性陣は 一部屋。女性陣は 一部屋。ただし この会で一番若いサヨちゃん（64歳）は 親御さんの介護があって 宿泊はせずに 夕食後に帰ります。
さて 幹事のヤマさん（66歳）「いやぁ 久しぶりです。年をとっても 女性はあんまり変わらないけど 男どもは だいぶ変貌してますから 驚かないように」とのこと。
えっ この２年間で そんなに変わっちゃったの？
変身ぶりをおがもうとしたけど 皆さん お風呂に行っていて その部屋にはいなかった。
わたしは 自分の泊る部屋に行き まず 展望風呂へ。（写真は お宿のHPから引用）
ゆっくりお湯につかります。美人の湯ですからね。お肌 つるつるしてきます。
夕食の前に 再び 幹事さん達の部屋に行くと ちょうど サヨちゃんが到着したところでした。彼女の穏やかな雰囲気は これまで同様。違和感なし。
これで 全員 勢ぞろいしたわけですが ヤマさんが 「だいぶ変貌しているから 驚かないように」と話していた 男性陣。どれほどの変化なのかと思っていたら そうでもなかった。
あまりの老け方にショックを受けるなんてことはなく ほとんど 想定内。
やっぱり 目に入っちゃうのは アタマだけど 白髪が増えたかな。薄さが増したかな。その程度。男性たちは 髪を染めていない。ロマンスグレイの長老さま（75歳）を始め ありのままの髪でした。太り具合も痩せ具合も 昔と同様。
…などと 男性陣に対して 上から目線で語っていますが わたしは 彼らから どう見られていたかしら。ヤマさんは「女性は あまり変わらない」などと言っていたけど いったい わたしは どう見えたの？それは ちょっと 気になるところ。
一年一年 老化しているわけだから 細かい変化は 大いにある。誰よりも 自分がよく知っていること。若いころの一年とは 老け方が 全く違うからね。
例えば 10年ぶりの再会というシチュエーションだったら 老け具合も大きく感じられるのかもしれません。でも ２年間の隔たりでは 哀しくなるほどの変化は見られなかった😉
とはいえ 30年前に初めて会った時と比べると 見た目の差は 歴然でしょ。だって 当時のわたし 38歳。ヤマさんは 36歳。サヨちゃんは 34歳。長老さまは 45歳だったのだもの。みんなみんな 若かったなぁ。
もし 30年ぶりの集まりだったら どこのどなたさま？って思うぐらいの変化を感じてしまうかも。まぁ そこまでにはならないにしても 昔の面影を手繰り寄せるような再会の場になったかもしれません。
外見のことをいろいろ書きましたが 注目すべきは その人の中身。その人の生き様。見た目も大事だけど 今 どのように暮らしているの？何に こころを燃やしているの？そこいらあたりを知ることが 自分にとっての大きな刺激になるのです。
思い出話に終始することなく 今を語り 未来を語る。老いていく身を嘆きながらも 明日の自分に 何かを課して 皆 懸命に生きている。
共に 老いていく。そんなふうに感じられる人達の存在に わたしのこころは どれだけ 助けられていることか。彼らに出会えたことに そして 長くつながっていられることに 感謝です。
昨日の朝は 温泉に入った後 湖畔をひとり 散歩しました。
再会の場を離れれば ひとりひとり 各々の世界に戻っていく。わたしは わたしで 自分の場で 精一杯生きていこう。
また 来年も 皆さんと会えますように。そんな願いが湧きおこってきました。
年齢からいえば やがては この集まりも 解散せざるを得なくなる。そんな時がくるでしょう。
いずれ 別れはやってくる。だからこそ 大事にしたい このご縁。
過去があって 今がある。これまでの人生の 大切なひとこまが 明日のわたしに つながっていくのです。
そのことを あらためて感じている 朝・・・。
✎ おり～ぶ
