友の言葉に影響を受けて。

7/30/23

ご縁 雑感


 花の葉も 「ふぅ 暑い暑い」と感じている?

少なくとも わたしみたいに ぼやいてなどいないでしょうね。

だって この夏 いつもよりはやく 葉が大きくなって 花が咲きだしています。その名はシュウカイドウ(秋海棠)。秋という字がついているだけに 季節を先取りしているのか。

花にとっては 恵みの暑さ。そのように想ったのは 友達の発した言葉が きっかけです。


一昨日 午後2時 クミさん(68歳)と会う約束をしていました。先日の記事に登場した友達。お誘いの連絡をするまでにグズグズしていた その相手。

気温の最も高い時刻に待ち合わせなんかして 愚かだわねぇ。危険な暑さの中 車をかっ飛ばしていきました。車内は ガンガン冷房かけて ガソリン消費量を考えたら まさに 愚の骨頂。

それでも 出かけていく。「会いたい人」だからね。

3か月ぶりのクミさんは グレイの髪が やや短くなっている。見た目の変化は それぐらい。

彼女 着席したとたん 「あら 巻いてきちゃった」と 首のヒンヤリ輪っかを外したんだけど わたしは ちっとも気がつかないでいた。ブラウス(白と青のストライプ)の襟のように見えたから。

のっけから 笑っちゃう。ひとしきり ネッククーラーの説明を受けたりして 「いろいろと 暑さ対策してるんだ」と感心しきり。

それにしても 店内は 満席状態。ランチ後に のんびりお茶している人が多かったのか カウンター席しか空いていなかった。

したがって クミさんの横に 並んで座る。いつもは ほぼ対面に座っていたし コロナ禍中に会った時は 感染予防のため 対角線上でおしゃべりしたっけ。

すぐ横にいるというのは より 親密な関係をつくりやすい座り方。こころの距離が ぐっと近くなる。

それぞれ 前を向いて話しているけど 時々 真横を見て お互いの顔を見たりする。それがなんとも新鮮でした。彼女の横顔 鼻が高い。わたしは ぺちゃ鼻。

カフェラテ。こころが ほどけます。


いろんな話をするなかで 彼女が こんなことを言ったのです。

ゆったり過ごすには この暑ささえ 恵みの季節かも。

クミさんは あまりの暑さに 不要不急の外出をひかえるようになり 家でのんびりしていることが多くなったという。
元来 社交的な彼女だけど おつきあいも少しずつ減らしているところ。とにかく 自分のペースを守りながら暮らすようになったら なんともいえず 心地よく感じられるという。
コロナ禍がいちおうの収束を迎え 今は 出かけていく自由もありながら 自分が必要とするものにだけ こころを向けている。暑さを逃れて 家にいると ゆったりとした時間が流れるという。
ご夫君(時々 仕事)と ワンちゃんが一匹。家事は さまざまあるにしても 自分なりのリズムで動いているので さほど 疲れない。「暑いから 庭の草取りもやらないよ~。無理して きれいにしなくていい。秋になったら 枯れるから~」と。
家の中は涼しいので 衣類や本の断捨離が めっぽう進んだという。「電気代はおそろしくかかってると思うけど 家にこもってマイペースにしていられるのは 快適なことよ」と。
この猛暑を「恵みの季節」と表したクミさん。そのポジティブ発言に 恐れ入ったのでありました。

午後4時前 カフェを出る。どちらからともなく「涼しくなったら また 会おうね」という言葉が出た。そう 涼しくなったら。猛暑だって 永遠に続くわけじゃない。やがて 秋になる。そう想えば なんとか しのいでいけるかな。
暑ささえも 恵みの季節。
その言葉に影響を受けた わたしの昨日。
朝ウォークで汗を流し シャワーを浴びたそのあとは 夕方まで 一歩も外に出なかった。やりたいことをのんびりこなし ご飯を作って 昼寝して。猛暑だから外に出ず ひっそりと自分の時間を過ごすこと。その心地よさをあらためて感じたのでありました。
たぶん きょうも そんないちにちになるでしょう。すでに そうなっている。
陽がかげるまで こもっていて 暗くなる前に 庭に出る。花の水やりが きょうの締めくくり。いくら 恵みの暑さとはいえ 花は 水をやらないと枯れてしまいます。
もちろん 人も こまめに水分を摂らないと 命の危機に瀕します。
お互い 熱中症に気をつけましょうね。
きょうも 読んで下さって ありがとう(*^^*)

シュウカイドウ

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おり~ぶ




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