エンディングノートに向かった日

11/05/23

ウイズ エイジング 雑感

ケアフリーワンダー

エンディングノートのこと。

朝から お墓の話など書くので ちょっと気が引けますが どうか おつきあい下さいませね。


行きつけの美容室。経営者のご夫婦は  50代半ばです。

白髪染めは 奥さんの手が空いていれば おふたりの共同作業になります。3人かたまって いろんなことをしゃべるのですが 昨日の話題は お墓のこと。

彼らは 墓地のことを ぼちぼち考え始めたとのこと。ちなみに マスターは 次男という立場。先祖代々の墓地は 自分たち夫婦の入るお墓ではない。

ならば そろそろ 墓地を購入しておくか?とはいえ ご夫婦には 子がいない。きょうだい縁者はいるにしても お墓の跡継ぎがいないので 一代だけの墓になる。

今のご時世 お墓を守る人がいたとしても 様々な事情で墓じまいをする人が多くなっている。そんなことも踏まえながら 相談をした結果 墓石を立てる墓地は買わないことにしたそうです。

ならば どうするか。お気に入りの寺院の中から 永代供養してもらえるところに お骨を納めることにしよう。そんな話になったそうな。

彼らは 仏閣巡りも好きで すでに 数か所が候補に挙がっているらしい。近々 そのひとつの寺院を訪れて 情報収集することになっているとのこと。

寺院のある場所をきいて びっくり。かなりの遠方でした。車で10時間もかかるというので やがてお骨になった時 納めにいくのも大変じゃないの?そのように問うてみたら「お骨は ゆうパックで送れますよ」というから ふむふむ そうなのね。

どちらかが先に亡くなって 遺された方が お骨を納めに行く(あるいは 送る)。そのひとりも亡くなった時は 近い身内に生前から頼んでおいて 寺院にお骨を送ってもらう。遠方だしお参りしてもらうつもりはない。僧侶がお経をあげてくれれば それで十分満足とのこと。

マスターと奥さん 両者とも同じ考えなので 今後 どの寺院で永代供養してもらうかを決めるだけ。仲良し夫婦は 旅行ついでに 墓探し…。


美容室からの帰りに 想いました。

わたしは お墓 どうするの?

夫と死別後も その姓を名乗っているけど 婚家とは 姻族関係を終了しています。義母 次に 義父が亡くなった時 葬儀に参列したのを最後に おつきあいをしていません。お墓参りには行きたいと思っているけど そのお墓に入らせてもらうなど めっそうもないことだし あり得ない。

わたしとしては 実家のお墓に入れてもらう気になっていて 義姉も「そうしたら」といってくれるから お墓のことなど 深く考えたことはなかったの。

でも 美容師ご夫婦の話をきいたら 「自分もちゃんと考えておかなくちゃ」と思ったわけ。実家のお墓だって 今後どうなるか わからない。跡取りの甥っ子は 他県に住んでいて 地元には戻ってこないかもしれないから やがて 墓じまい?

そんなことを考えていたら 引き出しに入っていた エンディングノートに手が伸びました。

エンディングノート この過去記事に出てくる ノートです。2021/4/9(旧ブログ) 




ノートを開くのは 久しぶり。いまもって 基本情報 預貯金口座番号 クレカ番号ぐらいしか書いていない。ついつい 開かずのノートになっていました。

お墓云々の前に 葬儀もあるからと そのページに ちょこっとだけ記入しました。


葬儀ページの次には お墓ページがあります。選択肢は 「先祖代々のお墓」を先頭に 10個の選択肢があったけど ここは まだ書けない。

これまでなら 迷わず 先祖代々の墓にレ点をいれたと思うけど 現時点では 白紙状態。本気で検討したあとに 記入することにします。

身近な人の終活話は 刺激的ですね。本や雑誌 その他のメディアで 終活についての話題に触れても いまひとつ 自分事として考えられずにいました。まだ もうちょっと 年齢的に余裕あるよね。もうちょっとあとで考える。そんなふうだったけど 今は 違う。

68歳7か月。終活は 人生の終わり方について考えることだけど とどのつまり 残されている人生時間をどう生きるかに 思いを巡らすこと。これからの生き方を考える意味でも エンディングノート ちゃんとまとめよう。そんな気になりました。

ひとりびと & ひとり暮らし。もしもの時には しかるべき身内に このノートを見てもらえるようにしておく。そういった準備を怠ってはいけないって 想いました。

No.117

季節の変わり目。体調を崩さないようにね。

くれぐれも ご自愛くださいますように🍀


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