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| 沈丁花のつぼみ |
時を選ばずに起こった 地震。牙をむいた自然には どうしたって抗うことができません。そんな現実をまのあたりにして どうしようもなく こころがいたみます。
被災状況が明らかになるにつれ 東日本大震災の記憶もよみがえって 胸がしめつけられる。
それと同時に ひとごとではないという想いも 急上昇しています。
いつのまにか薄れていた 地震への危機意識。備えることの大事さを あらためて感じています。備蓄している食料や避難グッズのチェック 自宅内外の安全点検など 折にふれてやっておきたい。
新年の明るい気もちに降ってわいた 恐ろしい事態に こころの半分はもっていかれました。でも あと半分は わたしはわたしで この日常を 生きていかねばならないという想い。なんとかして きょうのブログも 書かねばならない。
こういうときは 「～ねばならない」という思考も役に立つ。自分の気もちを救う手立てになるかもしれません。そんな気がしたので のんきな記事を書こうと思います。
昨日のお茶タイム。コーヒーとモンブラン。
実は モンブラン。 次兄（71歳）からのいただきもの。
その名は シゲオちゃん。子どものときから なぜか ちゃんづけで呼んでいます。
わたしが大学生の頃 彼は 職場恋愛をして 婿入り婚。現在は 孫4人。60歳で定年退職してからは ボランティアをしたり 孫の世話をしたり。何かと忙しくしているようです。
12/30の午後 我が家にひょいと立ち寄ったジゲオちゃん。手土産のケーキの箱を差し出しました。
箱の大きさからいって ケーキは2個かなと思ったので 「食べる？」ときいたら 「食べない」って。彼は 糖尿病(Ⅱ型）の治療薬を ひと粒服用中らしい。すすめたわたしが 悪うございました。
ひとりでいただくのも なんだから お茶だけ出して ちょっとしたおしゃべりをして帰っていきました。
ちなみに 彼が 我が家にしょっちゅう来るかというと そうではありません。
母がここで暮らした約二年間は けっこう訪れてくれたんです。でも 母が亡くなったら ぴたっと来なくなった（笑。
かといって 仲の悪い兄妹ではありませんよ。すごく仲よしってわけでもないけど。
義姉に言わせると 淡白な兄妹関係とのこと。ベタベタしていないという意味での淡白。義姉のきょうだいたちは密着しているので わたしたちのことは そう見えるのかもしれません。
故長兄・次兄・わたしの３人きょうだい。
友達が まったく同じパターンなんだけど 彼女も「うちも淡白だよ～」と言っていたから 「男 男 女」のきょうだいって わりとそうなの？
ふだんは ほとんど音信不通だけど 大事なことは 次兄に相談しているし 何かをお願いすることもある。そういうときは 淡々とサポートしてくれます。
ここ数年 彼の誕生日に ㊗ラインを送っていたら 去年 初めて わたしの誕生日に㊗メッセージが届きました。覚えていてくれたんだと 妙に感激しましたよ。
さて ケーキの箱。中身は なんと ３つあったの。モンブラン イチゴのケーキ チーズタルト。うれしかったけど ひとりでこんなに食べきれないじゃん。
「おとなりにおすそ分けしようかな」と 一瞬思ったけど それをせず。わたしって 欲ばりね。
３つとも 自分のお腹にいれましょう。３日に分けて 一個ずつ。冷凍しちゃえば 鮮度が保てるってもんですよ。
それで 31日 １日 ２日と 食べ続けたのでございます。そんなこと めったにありませんよ。甘いものをひかえているぐらいですから。ケーキは カフェでお茶したときぐらい。
しかも 連続で食べなくたっていいのに。冷凍しておくんだし 間をあけて いただいたほうがよろしいんじゃありません。糖とコレステロールを蓄積しなくたって いいのにね。そこらへんが わたしの弱点。あればあるだけ どんどん食べちゃうから 要注意。
３種のケーキのうち モンブランは最終日。ということは 一番好きなのは モンブランだったということ。とはいえ 好きなものを 真っ先に食べるときもあるんです。今回は おたのしみを 最後に残しておきました。
🍰
長兄が亡くなっているから シゲオちゃんは この世でたったひとりの兄になりました。どちらが先に他界するかはわからないけど ふたりきりのきょうだい関係を大事にしていきたい。これまで同様の距離感だけどね。わたしたちは そんな兄妹です。
シゲオちゃん。今度来てくれるときは また モンブラン 持ってきてほしい(*^^*)
No.149読んで下さるあなたの無事を
いつもいつも 祈っています。
どうぞ お健やかな日を過ごされますように🍀
✎おり～ぶ
