大胆になれないなぁ。

4/15/23

好きなこと




「もっと 大胆に」って 言われちゃった。誰に?かというと 絵手紙の先生です。


高齢者いきいきセンターの教室に申し込んでいたのですが 昨日が 初日でした。

先生は わたしよりずっと年長の女性。他所でも教えていらっしゃるようです。

生徒は 新しく参加した人が わたしを含めて 3名。2~3年前からの人が 8名。4名が欠席でした。年齢の差こそあれ みなさん 高齢者。全員 女性。

絵手紙の道具は準備したものの なにしろ 初めてなので 周りの方をまねながら 新聞紙を敷き すずりや墨など 置いていく。


同じテーブルには 新参者ばかり。それが むしろ 心強かったです。

ひとりは わたし同様 まったくの初心者。ひとりは 以前習ったことのある 経験者。

初心者さんは わたしの前にいる。右も左もわからないドキドキ感を シェアしてもらえる。

経験者さんは わたしの横にいる。わからないことがあったら 教えてもらえる。

そう想ったら すこし 気もちが整ってきました。


先生からの説明をきいたあとは 墨を磨る。墨汁は 使わないんだって。絵手紙教室は まず 墨を磨ることから。

次は 筆で線を描く練習です。先生が わたしたちのテーブルにきて 描き方を教えてくださった。独特のやり方で ゆっくり筆を進めていくんです。

お手本を見ながら ひたすら 練習します。けっこう 長い時間 続けました。

こんな線。



線の練習が終わったら 絵を描いてみる。お題は ピーマン。各自 ピーマンを持参しています。

先生からは 次のような教え。

ピーマンは 葉書からはみ出すように 大きく。言葉は 思ったことを 素直に。

それ以外の細かいことは 各テーブルを巡視しながら ちょこちょこ アドバイスしてくださいます。

葉書からはみ出すように ピーマンを描くって なかなかに難しい。とにかく 見たままの形を それらしく描くスキルがないのです。

葉書に描くのがためらわれて 半紙で練習していたら 「葉書に描かないと 感覚がつかめませんよ」とのこと。

思い切って葉書に描いたら 何度も練習したはずの線の描き方を すっかり 忘れている。

形を気にし過ぎているから それどころじゃなくて ただの線 つまり 筆でさ~っと引いた線になってしまいました。

たまたま わたしのそばに立ってらした先生は 無言。「そうじゃないでしょ」でもなく 「それでいいですよ」とは もちろん おっしゃらなかった。

ただ 「もっと大胆に描いていいんですよ」とだけ。「葉書からはみ出すように大きく」と言われているのに わたしのピーマンは ちょっと 遠慮がちに見えたのかもしれません。

自分では 大きく描いたつもりなんだけどなぁ。

とどのつまり こんなふう。筆文字が ふにゃふにゃしているし かなり恥ずかしい出来栄えだけど 記念すべき 一枚です。



「もっと 大胆に」

先生の言葉は これからの絵手紙スタディにおいて キーワードになりそう。

「葉書からはみ出すように 大きく」と説明を受けた時 想いました。はみ出すのは得意かもって。小学生のころ 書く文字が大きくて ノートのマス目から いつもはみ出していたんです。

でも 「はみ出すように」といわれて描いた絵は それほどには はみ出さず こじんまりとしている。意外に はみ出せないのです。自分では はみ出しているつもりだけど。

わたしの在り様も そんなところがあるなぁと想いました。もっと大胆になっていいところで 遠慮がちになったり 後ずさりしてしまったり。そうして 少々 欲求不満に陥ったりする。

そうなるくらいなら 大胆になってしまえ。やりたいことを我慢せず やってしまえ。そんなことまで言われているような気がします。

「もっと 大胆に」という言葉は 刺激的。絵手紙だけじゃなく これからの生き方においても 「もっと 大胆に」。そんなシーンがいくつかあると 「我が人生に悔いなし」といえる一生を 送れるかもしれません。


さて 絵手紙教室の2時間は 無我夢中で過ぎました。

月2回(隔週)のいきいきセンター。嫌にならずに通えそうです。せっかくスタートしたので 趣味のひとつとして たのしんでいけたらいいな。

絵手紙も 時々 ブログにアップしようと想っています。その時は よ~く見ないで ちらっと 見てね。ただの 楽描きです(^_-)


黄砂が飛んできたり 雨が降っていたりして 天候不順の折 どうぞ くれぐれも ご自愛くださいますように🍀



お訪ね下さって ありがとうございます💗
   



         おり~ぶ

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