特別な日も ふだんどおり。

4/05/23

特別な日

 

ひとつ 歳を重ね 68歳になりました。

もう 70歳に手が届くなんて。あれよあれよと老いていくのだけど 誕生日は いくつになっても うれしい。とびきり 新鮮な気もちになりますもん。

思うんですけど 今後 記憶があやふやになったとしても 自分の誕生日だけは忘れないんじゃないかって。それぐらい 思い入れのある スペシャルな日。

とはいえ それほど特別なことは起こらなかった。暮らしは いたって ふだんどおり。ただ 仕事オフだったので のんびりできたかな。


誕生日にしたこと。
    
自分のために 花を生ける。
庭のビオラが 真っ盛り。茎が徒長してきたので 切り詰めました。そうしておくと また 新しい茎が伸びてくる。

それらを生けたのが 冒頭の花フォトです。記事の最後にも アップしています。

リビングのテーブルに置かれたビオラで 部屋の中が 華やかになりました。

誕生日を迎えた自分への 花の贈り物。

自分のために 花を生ける。

 
プレゼントを もらいに行く。
どこに行ったのかというと 最寄りの地銀。その銀行に年金口座のある人には 誕生日のプレゼントがあるのです。

少し前に お知らせの葉書が届いていたの。いつ受け取ってもいいのだけど 誕生日当日まで 待っていました。何が いただけるのかなぁ。ちょっとした サプライズ感があるでしょ。

用意されていた いくつかの品物から選んだのは 陶器です。

北大路魯山人(1883~1959)の絵を写したという こんな ご飯茶碗。



葡萄の絵ですね。ちょっと 小ぶり。特別な日には この茶碗を使うことにしましょう。

何にしろ いただけるものって ありがたい。気に入ったものなら なおさらです。


友達と おしゃべりする。
夜は 友達とライン通話。3月の初めに 一泊旅行をした相手です。

彼女は 高校時代の同級生で まだ 67歳。「すぐ 追いつくよ」と 言っていました。

秋になったら また どっか 行こうよ。

そんな話になり 行き先が決まる。東京・青梅 奥多摩方面へ。

都内に暮らす彼女ですが 「しみじみ 行ったことないかも」といって 通話終了後 すぐラインあり。「調べてみたら 温泉もあるよ 酒蔵もあるよ」と。

その旅に出るころは 彼女も 68歳になります。

みんなみんな ひとつずつ 歳をとる。避けられない運命ですね。

     (^-^)

誕生日の特別な出来事は お茶碗をいただいたことぐらいかな。

ひとりで過ごす誕生日を ただただ 自分がうれしがる。

もし 夫が生きていたら バースデイ ディナーなど ねだっていたかもしれないなぁ。

とにかく 正真正銘 ひとりびと。そんなチャンスは めぐってこない。

ちょっと 淋しいような気もするけれど

旅話のできる友達がいてくれることにも感謝して いちにちが過ぎました。

     ^_^

きょうは きょうで 新しい いちにち。

カラダのなかでは 日々 古い細胞が滅して 新しい細胞が生まれている。昨日とは違う細胞で 生きている 生かされている。

どんなに老体になっても 新しい時間を 新しいカラダで生きている。

そう考えると 毎日が 奇跡のような 特別な日なのかもしれませんね。


またとない 一日。限られた一日。

老いや病など 様々な不安はありますが 

68歳を たのしんで 生きようと思います。

お訪ね下さって ありがとうございます💗

   

         おり~ぶ

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