わたしにとっての 友達とは。

5/31/23

ご縁


チェリーセージ



今朝は 曇っていて 少しひんやり。日替わりお天気に カラダ あたふたしています。


さて 昨日は 友達:エミコさんと お茶タイム。

「行ってみたいカフェがある」と言っていた彼女を誘ったのは わたし。「ランチじゃなく 午後のお茶で どうですか」と。

これまでは 「ランチしよう」が ほとんどだったけど これからは 「お茶しよう」も いいんじゃないか。

お昼をはさんで会うと おしゃべり時間が間延びする。特に エミコさんとは そうなんです。なんか 話題が尽きない。しゃべってしゃべって 5時間経ったことがありました。それはそれで いい時もあるけど 帰るときには ぐったりする。しゃべりつかれる。

時間の使い方 もったいなくない?

たまにしか会わないから それでもいいんだけど できたら ほどよく おしゃべりをたのしみたい。


さて ふたりは 同じ高校出身。わたしが入学した時 彼女は すでに大学生。その後 新卒で勤務した職場に たまたま彼女がいて 高校の先輩であることが判明した次第。それ以来のおつきあいです。

エミコさんは 数年で退職し その後は 主婦業に専念しています。現在は ご夫君とお二人暮らし。お子さん達は 家庭をもって 他県在住。

振り返れば わたしたち。物理的な距離もあって 心理的な意味でも 離れていた時期もありました。より親しくなったのは わたしが郷里に戻ってからです。

とはいえ コンスタントに友情を育んできたかといえば そうでもない。一時期 わたしのほうからは 連絡しないと 心ひそかに決めていました。転職したばかりで こころの余裕がなかった。というのは 表向き。

ご夫君についての愚痴をききたくなかったの。夫婦喧嘩は 犬も食わないという その類の話なんだけど 会うたびに聞かされると 少々 閉口してしまう。

「ご主人がいるだけ いいじゃないですか。もし いなくなったら 愚痴れませんよ。わたしのように」など 先輩に向かって 生意気なことを言い放ったりしていました。

エミコさんは 「そうよね~」としみじみ首をうなだれるのだけど 次に会った時は また愚痴る。

わたしに夫がいないからといって ヘンに気を遣われて ご夫君の話をしなくなるよりは 愚痴でも何でも話してくれたほうがいい。そんなふうには思っていたけど なにしろ 当時のわたしには 相手の話を受け止める 気もちのゆとりがなかったのね。

それで 彼女と 距離をとりました。もともと 頻繁に会っていたというわけじゃないので それほど 不自然な離れ方ではなかったかもしれません。自分からは 連絡しない。ただし 彼女からの連絡は 拒まない。

結果 交流が途絶えがちになりました。エミコさんには 同級生の友達がいて どちらかというと そちらの方々と密にしていたようなので わたしからの連絡がなくなっても それほど 気にならなかったかも。あるいは 彼女も わたしの不穏な気配に気づいて 連絡してこなかったのかも。真相は わかりません。

数年間は 年賀状のやり取りだけが 続きました。

そうしていて 忘れもしない 今から 13年ほど前。自分のほうから 「会いませんか」と告げたのです。彼女は すんなりと受け入れてくれました。

わたしのなかで 自然な心の流れがあったかな。会って おしゃべりしたくなったわけ。もともと 彼女との友達関係に終止符を打とうなどとは思っていなかった。ただ 少し 距離をとらせてもらっただけ。

彼女が わたしにとって 大切な友達であることに 揺らぎはなかった。

その理由のひとつ。

それは 彼女の使う わたしの呼び名。旧ブログ「ひとりの四季日誌」のハンドルネームである「keme 」は 亡き夫がつけた 実際のニックネームなのですが 今もそう呼んでくれるのは エミコさんだけ。

彼女に夫の話をしたことがあって その時 ふざけて 「keme」って呼んでくれたのが 最初だったような気がします。

ずっと 「keme」って 呼んでもらいたいってこと。

それにね。わたしにとって リアル友達の定義は 「また会いたくなる人 ふたりきりでおしゃべりしたくなる人」なの。

その人との時間を お互いにくつろいで過ごせるのが わたしの想う「友達」。あえて「親友」という言葉では 表現しない。親しく交流のある人達は どの人も 大切な 「友達」です。

エミコさんは もちろん そのひとり。

ご夫君の愚痴も どんどん言って。わたしって 昔に比べたら 寛容な気もちをもてるようになったかも。加齢による恩恵かもしれません。



ところが 昨日のエミコさんは ほとんど 愚痴らなかったの。なんでかな?

このところ ご夫婦で旅行に行っているからね。それが いいのかもしれません。いろいろあっても 結構仲良しなのですよ。


ところで 今回のカフェタイムは 午後2時から 2時間弱。しゃべりすぎない 疲れすぎない。甘いものをいただくにも ちょうど いい時間帯。こころがラク~な ふたりカフェでした。


天候不順な折 くれぐれもご自愛くださいますように🍀



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      おり~ぶ

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