ちょっとした声かけで こころが上向く。

6/24/23

好きなこと 雑感

タチアオイ 八重咲


フォトは タチアオイ(ホリホック)のつぼみ。昨夏は 葉が出ただけで 茎は出ず。

今年は 細々とした茎が伸びて つぼみをつけました。どういう加減か わかりませんが 花が見られて こころがちょっと 浮き立ちます。


さて 昨日は 高齢者いきいきセンターの絵手紙教室へ。

出がけにドジしたけど ちょっぴりうれしいことがあった。そんな話を書きますね。


絵手紙教室には 4月から 参加しています。月2回のレッスン 午前10時~12時。生徒は わたしを含め 11名。

5月後半~ 2回連続で 休んでしまいました。病院受診とブヨ毒。後者の理由は ちょっとね。行こうと思えば行けたけど なんか気もちがのらなかったんです。

とりあえず お休みの連絡をしておけば なんら 問題はありません。


ふりかえれば 4月の教室では わたしが部屋に到着する時点で 先生はじめ ほとんどの生徒さんが 着席していました。

10分前行動じゃ 後れをとっちゃう。

それはそうです。机上に 道具を広げなくちゃならない。墨をすらなきゃならない。先生の「さぁ 始めましょう」を待ってから 準備するのでは 遅いのです。



ひと月分 休んでしまったわたしは 少々 気が引ける。そういう時こそ 早めに行って 出席ノートに〇をつけなくちゃ。

てなわけで 前夜のうちに 道具袋にすべてをいれて 玄関に出しておきました。


朝になったら 起きたとたんに 絵の素材(あじさい)をチョッキンし ペットボトルに生けておく。道具袋は 車に積む。忘れ物がないように 万全を尽くしたつもり。


「20分前には 到着するぞぉ」と アジサイのペットボトルを抱えて 勇んで車に乗り エンジンをかけたら 動かない。というか まったく 反応しないではないか。

えーっ。どうしたのよー。


朝はやく道具を積んだあと ドアの鍵は閉めずにおいたから 乗り込めた。

それなのに エンジンは無反応。ということは 車のスマートキーが 斜め掛けバッグに入っていないということ。キーが近くになければ 車は動きません。

そうか。道具を積んでから 玄関に戻り キーをいつもの場所に置いたんじゃなかった?

ところが いつもの場所:玄関戸棚の引き出しには 入っていなかった。

ふだんと少しでも違う動きをすると 持っていたものを元の場所に戻さないってこと ないですか。無意識にそうしちゃうから 探しまくると とんでもないところに置いてある。

わたしって そんなことが多々ありまして 今回もそうでした。

結局 車のキーがあったのは リビングのソファの上。


出がけにそんなことをしているものだから 20分前には いきいきセンターに到着せず。

教室に入ったのは 9時50分でした。

先生と生徒さん達 もちろん みなさん おそろいです。雑談少々 墨すりタイム。

「おはようございまーす」と挨拶し 自分の席に着きました。遅刻したわけじゃないけど なんとなく 落ち着かない。だって 本当は もっと早く着いて 余裕シャクシャクとしているはずだったのに。

ちなみに 座席は おおむね固定化しています。4月から参加した3名の座るテーブルが わたしの居場所です。他のふたりは ミヨさん(年長)アヤさん(同じくらいの年齢?)。

ミヨさんは 絵手紙歴 長いひと。アヤさんは わたし同様 初めてのひと。


わたしが ゴソゴソ 道具を出していると アヤさんが 墨をすりながら こう言ったのです。

「今週もお休みなのかなぁって 思ってたんですよ」

その言葉が きゅ~んと響きました。こころが 一気に上向いた。だって 「来るのかなぁ 来ないのかなぁ」と わたしのことを気にしてくれたってことだから。

「いろいろあって ようやく 来れました」と あらためて アヤさんの顔を見たら 彼女 にっこり微笑んでいました。

あのような時です。ひとのあたたかさを感じるのって。 

もとより アヤさんは 第一印象からして 穏やかでのびのびした雰囲気のひと。そんな彼女の言葉だったから より好意的に受け止めることができたのかも。

もし アヤさんが わたしに声をかけなかったとしても それは それで 自然なことかもしれません。「おはようございます」という挨拶をかわせるだけでも 十分です。それが 「きょうも 一緒に描きましょうね」というこころの表れでもあると思うから。

でも 彼女は ふわりと声をかけてくれた。「あなたが来るのを 待っていましたよ」という気もちを伝えてくれたような気がして わたしは ほんわかしたのでした。

ちょっとした 何気ない言葉が ひとのこころを弾ませることがある。

身をもって 体験したわけですが あまりにウキウキとして 出席ノートに〇をつけるのを忘れていることに気づきました。

帰りがけにノートを開こうとしたら 生徒代表の方が 「つけておきましたよ」と 笑顔。「〇 つけてないですよ」と指摘せずに そっと書いておいてくれた。

言葉があってもなくても ありがたいわね ひとのこころ。


ところで こんなのを描きました。



絵は 言わずもがな。言葉も なんとかならないのかしら。

先生は 「思ったことを書けばいい」とおっしゃっていたけど 「雨あがる 空をみよ」って 「それで なんなの?」って感じ。

でもね。絵手紙の時間が終わる頃には 本当に 雨がやんでいたのです。

必ず 雨は あがるってこと。止まない雨は ないってこと。


今朝は お陽さま まぶしいです。暑くなるのかなぁ。

どうか くれぐれも ご自愛くださいますように🍀




ご訪問に 感謝しております💗
  

               ✎ おり~ぶ

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