補聴器体験中の友に会って・・・。

9/10/23

ウイズ エイジング 雑感

ミストフラワー(アオバナフジバカマ)
 

先日のこと。台風が 大雨を降らせている最中。カフェで会ったのは カヨちゃん(高校同級生)です。

はなはだしい悪天候の中 待ち合わせることもないのだけど どうしても その日しか都合がつかない お互いに。

それというのは 彼女から 「補聴器の体験中なのよ。2週間だけ借りているから おしゃべりして どの程度に聴こえるのか確かめたい」そんな連絡が きたからなの。

実は カヨちゃん この頃 少々 聴こえの悪さが心配になっていたようなんです。

耳鼻科を受診後 眼鏡ショップに行き 補聴器体験に申し込んだという。寝るとき以外は 使用中とのこと。

別にわたしと会話しなくたって 家族とのやりとりだけでも 聴こえ方はわかるはずなのに。とにかく お呼びがかかったのなら まいりましょう。

土砂降りの中 車を走らせました。


彼女は すでに到着していて わたしが着席すると 挨拶もそこそこに やおら耳のあたりに手をやった。

次の瞬間

「これなのよ」と まるで手品のように 小さな補聴器をテーブルにのせたんです。一瞬 イヤリングかと思うほど コンパクト。

へぇ~とばかり ふたつの機器を凝視すると 「これ 55万円だよ」と言うから これまた びっくり。

それにしても これまでに ふたりで会っていた時 たまに 「えっ?」と聞き返されることが 1~2度あったくらい。補聴器を必要とするほど聴こえないという印象は ありませんでした。

でも 当人にしてみたら もっとはっきり聴き取りたいという気もちだったのでしょう。



「両耳 加齢性の難聴だって。高音が ちょっとダメみたい」と カヨちゃん。

「これをつけてたら 車のワイパーの音が騒々しかった。あぁ やっぱり大きく聴こえるなぁって 実感したわ」とも。

土砂降りのなかを運転してきたから フロントガラスのワイパーは 作動回数も多くなる。その音が 雨音以上に はっきりと聴こえたのでしょう。

2週間の体験期間は もうすぐ終了するそうです。


そこまで話して 彼女は 再び 補聴器を耳に入れる。といっても 耳には 髪がふわっとかかっているから 補聴器をつけているなんて 全く分からない。

わたし「で どうするの?それ 買うの?」ときいてみた。

彼女「ううん。買わないよ。あくまで 体験するだけで 買わなくてもOKだって。今は まだ 使わなくても大丈夫だと思うんだ。そのうち もっと聴こえなくなってきたら 再検討するつもり」と すでに気もちは 決まっていたようです。

実際 補聴器をつけない状態での会話も まったく問題ないように見受けられました。

 

カヨちゃんと別れ 少し小止みになった雨の中を 帰路につく。

次に彼女と会う時は 低音気味に話そうか。彼女に 聴こえやすいように。


わたしは 今のところ 聴こえづらさはないけど これからのことは わかりませんどんどん老いていくのだから 加齢による変化には 抗えない。


何らかの兆候を感じたら カヨちゃんのように すぐ対処しよう。心配したまま 放っておくようなことだけは しないようにしよう。

あらためて そのように想ったのでした。

 


朝夕 ちょっぴり 秋めいてきましたね。

どうぞ お健やかに 過ごされますように🍀


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                    おり~ぶ

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