想定内のことだけど・・・仕事について。

フォトは　チェリーセージ（サルビア　ミクロフィラ）。初夏以来　再び　咲き始めました。真夏は　開花せず　秋の気配に　息を吹き返したようです。

ところで　わたしも　「再び」の場に　足を踏み入れました。仕事のことを書きますね。

現在　ある総合病院で　職員へのメンタルケア業務に従事していますが　以前は　同じ病院の緩和ケア病棟に勤務していました。仕事は　患者さんとご家族への心理的支援など。

部署がかわったのは　心理職の後輩が入職し　病棟の仕事に従事するようになったから。そのいきさつは　２０１９年　仕事について書いた　この記事に。

まだ　もうちょっと　働いていたい。なぁんて想っていたら　「再び」の話が飛び込んでくる。

後輩（ユカリさん）が　第二子を出産するために　産休・育休をとることになったのです。

「産休代替の人を募集するが　応募がなかった場合は　緩和ケア病棟の仕事も兼務してほしい」と　人事部からも連絡があり　どうなるのかなぁと　気になっていました。

結局　応募はあったものの　決まらなかったようです。ということは　わたしが　彼女の代わりをすることになる。

ユカリさんの産休・育休は　わたしにとっては　想定内。

「二人目が欲しい」と妊活中なのは知っていたから。ただ　めでたく　そうなる時期までは　わからないから　自分が　産休代替で働くことについては　あまり深く考えていませんでした。

だから　正直　戸惑った。それなりの決意をして退いたところに　また戻っていくということに　なんとなく　抵抗があるんです。

とはいえ　そんなことは言っていられない。

自分が代わりをしなかったら　緩和ケア病棟における心理職の灯を消すことになってしまう。再び　意を決して　ユカリさんの代理を務めることになったのです。

昨日は　仕事の引継ぎで　病棟に行きました。

月曜日のケースカンファレンス。懐かしい雰囲気です。

Ⅾｒに挨拶したら　「何年ぶり？」と。「４年ぶりです」と答えながら　『そんなに経つんだ』と　感慨深かった。

院内にいるのに　あれから一度も　病棟を訪ねたことがありません。用事でもあれば　自ら行ったでしょうが　それもなかった。「今は　自分のいる場ではない。ユカリさんの仕事場だ」というこだわりが　そうさせました。

初めて会うスタッフ　＆　なじみのあるスタッフ。

これからは　このチームの一員としても　働くことになる。身の引き締まる想いでした。

とはいえ　職員のメンタルケアと兼務するので　以前（週３～４日病棟勤務していた）のようには　できないかもしれません。週２日　しかも　短い時間のなかで　どのような仕事ができるのか。どのように　スタッフと協働できるのか。しばらくは　試行錯誤が続くでしょう。

１０月からスタートして　とりあえずは　今年度末まで。

産休・育休代替の募集は　そのまま続けるようなので　今後　応募がなかったり　あっても決まらなかったりという場合は　最長　令和７年３月末まで　兼務することになるかも。

長丁場になるのかなぁ。

わたしは　経過観察中の病をもつカラダ。今のところ　こうして働くのに　まったく支障はないけれど　いつどうなるかは　わからない。そう想うと　いろんな無理は　禁物です。

カラダもココロも　セルフケアを十分に行いながら　乗り切っていこう。

「再び」の場は　新たな気づきをもたらしてくれるに違いない。

そう信じて　働くことにいたします。