新聞を たのしむ。新聞で たのしむ。

9/08/23

雑感 暮らしのひとこま

しゅうかいどう

きょうの話題は 新聞のこと。

新聞を たのしむ。新聞で たのしむ。

4年ほど前に 紙の新聞購読をやめてから 新聞は オンラインで利用しています。

主に目を通すのは 読売と朝日。読売は無料登録で たまに覗く程度です。

頻繁に閲覧しているのは 朝日のデジタル版。わたしにとっては 見やすいレイアウトだから。

初めは 無料で利用していたのだけど 昨年 タダ読みは 廃止(>_<)

そこで 一番安い 月980円・50の有料記事が読めるという ベーシックコースに加入したところ その数を過ぎてしまうと 多くの記事は さわりの部分しか読めなくなる。当然のことながら 残念しごく。


結局 今は 2番目に安いスタンダードコース(1980円)を利用しています。

特典は 無制限に読めること & 記事をスクラップできること。読みたい記事が読めないというストレスは去りました。

気に入ったのをスクラップできるので マイページ内で いつでも読み返せます。例えば こんなタイトルの記事。

「高齢者か若者か」は二者択一のわな 討論番組で大学院生が訴えた訳

「〇〇させていただきます」切なくなるほどの気遣いの裏に

● 緑色 突然の流行はなぜ? 「プラダを着た悪魔」が教えてくれたこと


必ず読むのは 時事コラム「天声人語

話題のできごとを 独自の視点で切り取っているので そのことへの理解が より深まる感じ。

603文字の限られた中に 文章を書く上でのアイディアもつまっていて 「天声人語書き写しノート」まで 市販されているほど。

わたしは 書き写したことはありません。ただ 声に出して読むことを しています。ざっと黙読してから音読したとしても つっかえて しどろもどろになったりもする。一回でスムーズに読めた時は 大満足。

滑舌の練習になるし 脳の活性化にも効果があるかな。そう思って たのしんでいます。

 

ところで 先日 〔「天声人語」を6年半担当していた論説主幹が 講演をした〕という記事を読みました。コラムの舞台裏を語られたそうです。

執筆中の日々を振り返り 「風呂に入っても 家族と雑談していても 題材を探し続けた」とのこと。

何について書くか。603字6段落で どう書くか。

研ぎ澄まされたユニークな視点と切り口 そして 文章の卓越したセンスが求められる。読者の期待を一身に背負って 言葉を紡いでいく作業。そのことを想像しただけで 空恐ろしくなってきます。のしかかるプレッシャーは いかほどか。 

それにしても 記事を読んで ふっとわたしの頬がゆるんだのにはわけがある。それは 「風呂に入っていても 家族と雑談していても 題材を探し続けた」という 執筆者の吐露。

日記ブログを投稿しているわたしとて ネタを探し続ける日々ですもの。ひとしきり 頭の中が そのことでいっぱいになったりする。その点は 文章のプロも同じなのだわと共感しきり。

とはいえ 執筆者とわたしでは 別次元な レベルの差。比較しては申し訳ないほど 桁違いの相手に対して 「共感します」なんて かなり失礼かもしれません。

でも 「天声人語」を書く人が とても身近になった気がして なんだか ほっとしたのです。


きょうのコラム。京アニ事件の裁判について 書かれています。603文字に 目を走らせる。声に出す。その文章に その内容に 魅せられました。



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