あぁ ぬくもりたい・・・。

10/10/23

ご縁 暮らしのあれこれ

 

冷たい雨の降る中 車を走らせました。

月初めの 義姉宅訪問。

先週は 母の月命日 今週は 長兄の月命日。二十年以上続けてきた わたしの恒例行事です。


それにしても 寒かったですねぇ。

午前中 家にいる時は 冬用のカーディガンをはおり モコモコパンツ。かたわらには 電気ストーブ。

午後 車に乗り込んだら ブルッと寒くて エアコンは 暖房に。ついこの前まで 冷房にしていたのに。この気温の差が 老体に及ぼす影響は 計り知れませんよ。

隣市にある義姉宅までは 20分超。




ピンポンして 玄関の引き戸を開けると 「寒かったでしょ~」と ひとり暮らしの義姉:トモコさん(74歳)の声。

「寒かったよ~」と 居間の障子を開けると なんとそこには こ・た・つ💛

もうそれだけでも 訪れた甲斐があるのです。寒い日の炬燵は 何よりのプレゼント!? 

だって 我が家には 炬燵があっても 使っていない。

使えばいいじゃん どういうこと?

数年前は テーブル式のひとり用炬燵であったまっていたの。

でも ここ2年ぐらいは 使用せず。なぜかというと TVを買い替えた時があって ちょうどいいからと TVをのせる台にしちゃったわけ。高さがぴったりなんだもの。



TV台=テーブル炬燵って わからないようにすればいいのにね。先日 おこもり部屋から リビングに移動した時のままになっています💦

そんなわけで 炬燵があるのに 炬燵がない。

炬燵って すぽっと入ってあったかく まったりできる 優れものだと思うわけ。TV台にしているわたしが どの口でいうのって感じだけど。

だから 炬燵でのおもてなしが うれしくてたまらない。お仏壇にお参りした後は さっそく炬燵で 足をぐ~んと伸ばします。


それはそうと トモコさん。腎臓に持病があるので たまに 体調不良になることがあるけど おおむね元気に暮らしています。定期的に受診しているので 「病院通いで忙しいわ」と。

「一時は もう思い残すこともないって観念したよ。おとうさん(夫)のところに いつ逝ってもいいなんて思ったけど この頃は もうちょっと長生きしたいって 欲が出たの。できたら ひ孫を見たいんだ」と。

孫たちは 4人。大学生と高校生。上の子たちの年齢を想えば 近い将来 結婚だってありえます。ひ孫を抱こうよ おねえさん。

トモコさんに ずっとずっと 元気で長生きしてほしい。


わたしが育った家は 母亡きあとに 後始末をしました。土地や家は 跡形もありません。いわゆる 実家のなくなった今 義姉宅が 実家のような場なのです。

そこに暮らすトモコさんは だから 守りびと。この頃 時々 母を慕うような感覚で 彼女を想う自分がいる。理屈じゃなく ふっとね。それだけ 長い年月を積み重ねてきているということじゃないかな。ご縁があって あねといもうと・・・。

そこに行けば ぬくもりがある。トモコさんがいて ひいては 甥や姪とも触れ合える 大切な場であるのは まちがいない。ひとりもの & ひとり暮らしのわたしは 年齢を重ねるにつれて そう想うようになっています。

とはいえ 永遠に続くものなど あるはずがない。ふたりとも さらに歳をとり 会うことすら難しい状況になることだって 想定内。だからこそ 炬燵でぬくまりながら おしゃべりできる そんなひとときを大事にしたい。

炬燵って ひとりでぬくぬくもいいけど 誰かと一緒にぬくまるのは さらにさらに あったまるよ。

あぁ ぬくもりたい・・・独居老女のつぶやき。


ところで おいとまする時 トモコさんが お赤飯をもたせてくれました。炊飯器で作る炊きおこわで 絶品なの。

ちなみに きょうの花フォトは イヌタデ。花の粒々が お赤飯のように見えるから 別名「あかまんま」といいます。子どもの頃は そう呼んでいました。


彼女の渡してくれた 赤まんま。

まだ ほわっとあったかい。そのぬくもりを 忘れまい。

No.104

季節の変わり目。くれぐれも ご自愛くださいますように🍀


 ご訪問下さって ありがとう💗
ポチっとにも 感謝しています。
小鳥たちに そっと ふれてみてね。


おり~ぶ

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