独居生活には 人とのご縁が とっても大事。

10/28/23

ご縁 暮らしのひとこま

ホトトギス

 仕事オフの日。

「きょうは 絵手紙教室に行くだけ。あとは フリーだぞぉ」って思っていたら 朝 カヨちゃん(高校同級生)から LINEあり。

「栗 持っていきたいんだけど いますかぁ」でした。きょうのきょう? ちょっと慌てたけど 絵手紙教室は 午前中。

「午後ならいるよ~」と返事して 絵手紙教室へ。出来上がった作品を持ち寄って なんやかんやと展示の準備などしたあとは 大急ぎで帰宅し お昼ご飯をかっこんだ。

しばらくすると カヨちゃん 登場。「ごめんねぇ 突然で」と 車から降りる。幾度もきいていますよ そのセリフ。

彼女は 65歳で仕事を辞め 今は 趣味と断捨離にいそしんでいるのだけど 近くに住むお孫ちゃんの世話に忙しい。だから 予定の立てられないことが多いのです。そのことに わたしもすっかり慣れました。

さて 「いらっしゃいませ~」と お茶タイム。

カヨちゃん「ゆっくりもしていられないのよ~」とのこと。お孫ちゃんの習い事 その送り迎えをするんだそう。そういわれると なんとなく気ぜわしいけど それでも 1時間ぐらいはしゃべったかしら。

しゃべくりのなかから ひとつ 書きますね。

彼女が ちょっと前に 友人Aさんから聞いたという話。

Aさんの母上様が ご高齢で亡くなられた時のこと。火葬後にびっくりしたのは お骨の形状。しっかりと太いのが 残っていたそうな。

生前 転倒したことがあって 整形外科を受診したところ 医師いわく「骨が太い 男性なみの骨格です」とのこと。骨折などのケガ歴は 全くなかったそうな。

Aさんがいうのには 「毎日のように 霞ヶ浦のわかさぎの佃煮を食べていたから 立派な骨になったのだろう」と・・・。

ことの因果関係は不明だけど カヨちゃんは その話に興味をもったらしく 「わたしも わかさぎ 食べようかな」というのです。

わたし わかさぎはあまり食べないけど 霞ヶ浦の小魚は けっこう食べるほう。

ちなみに 霞ヶ浦とは 日本で2番目に広い湖。(一番広いのは 琵琶湖)

地図だと 茨城県のここ。

わたしが食しているのは 👉出羽屋の佃煮。小女子とくるみの佃煮が 大好物なんです。

そのことを カヨちゃんに話したら 「どこで売ってんの?」と 身を乗り出した。

駅前のスーパーにも出店していることを伝えると 「帰りに買ってくわ」と 眼が らんらん。

彼女が 佃煮と骨の関係に意識を向けたのには 理由があります。

乳がんのホルモン治療を継続していて その薬物には 副作用として 骨粗しょう症があげられているから。

わたしも 過去に同じ治療をうけていたので やはり 骨も心配でした。だから カルシウムを摂るべく 小魚なども積極的に食べるようになった次第。今現在 骨粗しょう症にはなっていないから 小魚も 効き目があったのかしら。

佃煮への想いがふくらんだカヨちゃんは 軽やかに帰っていきました。

彼女の家でとれた 栗


実際に いただいたのは この3倍。たくさんあったので お隣さんたちに おすそ分けしたのです。

200mほど離れた ご近所友の家にもっていった時は 「あがって あがって」と言われて あがりこんだのですが お茶うけに出してくれたのは なんと 渋皮煮。あらまぁ 栗 あったのねぇ。

友は 「冷凍しておけるよ」と うれしそうにもらってくれました。そのあと おしゃべりに花が咲いたのは 言う間でもありません。



予定のなかった午後タイム。カヨちゃんがきて おしゃべりし 栗のおすそ分けに行って おしゃべりし 夕暮れ間近まで 口を動かし続けていたような気がします。

ふだんは ひっそり暮らしていますが 時折 人とのつながりの中で とびきりの笑顔になって はしゃいでいる自分を意識することがあるの。

そんな自分が なんとも心地よく感じられる。人のなかで暮らしているという安心感もあって ひとりの時間をたのしめたり 味わえたりできるんだ。

わたしは ひとりびと & ひとりぐらし。独居生活には 人とのご縁が とっても 大事になってくる。そう確信しています。

    
No.113

どうぞ お健やかな週末を お過ごしくださいますように🍀 


 ご訪問下さって ありがとう💗
ポチっとにも 感謝しています。
小鳥たちに そっと ふれてみてね。


おり~ぶ

QooQ