昔の思い出に親しむ。

1/13/24

ウイズ エイジング 雑感

ガーベラ 花言葉は 希望

 昔の思い出って たくさんたくさん ありますよね。

わたしは 68歳なので 68年分。baby時代の思い出はないにしても 膨大な量のエピソードが 記憶の海に眠っている。とはいえ 忘却の彼方に消えてしまった部分もあるから すべてを思い出せるわけではありません。

同年齢の友達と話していると そんな記憶 つまり 思い出の海に深く潜りこんでいた記憶が ぱっかりと浮上してくる時がある。

同じ時代を生きてきたからこそ 相手の体験と自分の体験が リンクすることがあるんです。

中学生の時 どんな音楽を聴いていたか。

そんな話題から わたしが思い出したのは 一枚のレコードでした。


1968年にリリースされた曲 「悲しき天使」 メリー ホプキンさんは 当時18歳。

実は このジャケット写真を ブログにアップするのは 二度目なんです。

わたしが 初めてブログを書いたのは 2016年。そのブログは 現在 ネット上には残していませんが 記事の中で 「なつかしい曲」としてだけ 紹介しました。

今回再び 取り上げたのは あらためて この曲のすばらしさを味わうことができたから。

中学生の頃は 哀愁を帯びたメロディーとメリーさんのやさしい歌声に惹かれていただけだった。「悲しき天使」というタイトルから なんとなく 失恋の歌のように感じていたんです。ちゃんと訳せば 少しは わかったかもしれないのにね。

原題は Those were the days.

Once upon a time, there was a tavern
Where we used to raise a glass or two
Remember how we laughed away the hours,
Think of all the great things we would do

Those were the days, my friend
We thought they’d never end
We’d sing and dance forever and a day
We’d live the life we’d choose
We’d fight and never lose
For we were young and sure to have our way

La La La La La La

Then, the busy years went rushing by us
We lost our starry notions on the way
If, by chance, I’d see you in the tavern,
We’d smile at one another and we’d say

Those were the days, my friend
We thought they’d never end
We’d sing and dance forever and a day
We’d live the life we’d choose
We’d fight and never lose
Those were the days, oh yes, those were the days

La La La La La La

Just tonight, I stood before the tavern
Nothing seemed the way it used to be
In the glass, I saw a strange reflection
Was that lonely woman really me?

Those were the days, my friend
We thought they’d never end
We’d sing and dance forever and a day
We’d live the life we’d choose
We’d fight and never lose
Those were the days, oh yes, those were the days

La La La La La La

Through the door, there came familiar laughter
I saw your face and heard you call my name
Oh, my friend, we’re older but no wiser
For in our hearts, the dreams are still the same

Those were the days, my friend
We thought they’d never end
We’d sing and dance forever and a day
We’d live the life we’d choose
We’d fight and never lose
Those were the days, oh yes, those were the days

La La La La La La

歌詞では 若い時にtavern(居酒屋)で飲み明かした人物の感慨深い思いが描かれています。

夢を語っていた頃のことを 「Those were the days あの頃は素晴らしかった」としみじみと振り返る。すっかり年老いて かつての面影もないような自分の姿を前にしても 心の中の夢は消えていないのだと 歌い上げている。

ちなみに 偶然知ったブロガーさんの訳した歌詞が なかなか いい感じ。ご興味のある方はyoutubeの動画とともに ぜひぜひ。

👉ブログ 中学の英語をあなどってはいけない



この曲は この年齢になったからこそ 深く味わえるような気がしています。すっかり 歳を重ねて キラキラしたような輝きは もはやなくなった。でも 心の中には 若かりし時とおなじような夢や希望をひそめている。

「あの頃は 素晴らしかった」と回顧しながら これからの老いを生きていく。過ぎてきた人生を愛おしみつつ 前を向いて。

彼女の歌声を 何度も聴きながら そのような気もちを新たにしたところです。

ところで メリーさんは 一時休止したものの 現在も歌手活動をなさっているようです。


2022年には アルバムを出されている。


メリーさんの 今の歌声が どうしても聴きたくなり 現在 取り寄せ中。

彼女もまた この時代を生きてきている。70代になった彼女は どのような曲を奏でているのか。とても たのしみになっています。

それにしても

昔のことを言葉にしたり 相手の話を聞いて 刺激を受けたりできることは とってもありがたい。同年代の友達がいてくれることに 感謝です。

同じ時代を生きてきたもの同士 それぞれ 異なった人生を歩んできているけれど だからこそ 語り合っていきたい。

お互いの 素晴らしかった日々を伝え合いながら これからもまた 素晴らしい日々を紡げるように ともに生きていけたらと想っています。

昔の思い出に親しみながら 

人生は これから
     
No.155

読んで下さるあなたの気配♪♪♪
流れている音楽は どんなメロディーかなぁ。

どうぞ よき日でありますように🍀


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