お墓のことを思案中

4/11/24

ご縁 雑感

桜 花言葉は 優美な女性

おはようございます。

桜の花は あまりに美しい。しかも その命の短さゆえに 散りゆく姿も注目されますね。

花は散るし 人もやがては 散っていく。

あらゆる事象が変わりやすく 不確実な時代。先行きがわからず 将来の予測が難しいような世界に生きていても 確実に そして 絶対に 誰にでもおとずれるもの。それは 死。

最近 以前にも増して 老い方や終わり方を意識するようになりました。

そこで お墓の話題。

先日 義姉を訪問したとき 自ら こんな話を・・・

     🌸

行きつけの美容室にいるご夫婦(50代)が 将来に備えて お墓を準備することになりました。お子さんのいない彼らは 世界遺産となっている地域の ある寺院を見学に行ったところ すっかり気に入ってしまい 死後は そこで永代供養をしてもらうべく 正式な契約を取り交わしました。

ペット可の永代供養。納骨堂のワンスペースには ご夫婦とワンちゃんの遺骨が やがて収められる予定です。

ところで そのスペースには もうひとりの遺骨が入れるという。つまり 4人部屋!?

なんと彼らから もし わたしが望むなら 「ご一緒しませんか?」というお誘いがあったのです。

わたしが独身であり 子のいないことは 既知のこと。30年近いおつきあいですから わたしの過去や現在について おおかたのことをご存じです。

それにしても 永代供養のお誘いまでしてくださるとは。驚くと同時に うれしかった。そこまでの気もちをもっていてくれたことが ありがたくて 涙の出る想い。

寺院は かなりの遠方です。納骨するのもお参りするのも いやはや大変ではないかしら。と 思いきや 「遺骨は ゆうパックで送れます」とのこと。たぶん わたしの死後 彼らにお願いするのは 遺骨の送付だけかもしれません。

     🌸

以上のことを 義姉のトモコさんに話しました。

彼女は 実家のお墓を管理してくれている。いつだったか 「おり~ぶちゃんも うちのお墓に入ればいいよ」と言っていたことがありました。わたしも その頃は 「そうさせてくれるなら そうしたい」なんて 漠然と想っていたの。

でも このところ ご近所友達から 樹木葬の墓地を見にいったという話を聞いたりしているうちに 自分のお墓について 考えるようになっていました。わたしだって 実家の墓地に埋葬されるというだけでなく 他の選択肢があるんだ。

そういう時の ご夫婦からの申し出だったので 「それも ひとつの選択肢かも」と思った次第。

トモコさんには 「お誘いを受けると決めたわけじゃないけど そういう話もあったので これからじっくり考えてみたい」と伝えました。

彼女は

「その人たちのご親切はありがたいけど どうせなら お父さんやお母さんの遺骨と一緒の方がいいんじゃないの。でも おり~ぶちゃんがそうなる時は わたしは この世にいないかもしれないからね。歳の順でいったら わたしが 先だわ。だから 自分の好きなようにすればいいんじゃないの。息子(跡取りの長男)とも よく相談してね」と。


現時点で結論は出ていませんが かなり 永代供養の方向に 傾いています。

ひとりでいることが長いせいなのか もともとの性格もあるのか 誰かにお参りしてもらわなくても いっこうにかまわない。そんな気もちがあるから 故郷とかなり離れた土地で 永遠の眠りにつくことには まったく抵抗がありません。

死んでからも ひとりぼっちでいるの?って思われるかもしれないけど 死んじゃったら わたしの魂は そこに居ないかもしれない。そうして 別の人に 生まれ変わっていくかもしれない。

そんなふうに想うので どこだって いいのです。わたしの遺骨が残る場所は。否 残らなくたっていいぐらいの気もちも なぜか ある。ただし 海への散骨は 選択肢にはありません。だって 泳ぎはダメなんです。昔 大変な目に遭ったから 海に眠ることはできないなぁ。

というわけで 

終活を 少しずつ考えたり 実行したりしています。

ちなみに ネットの記事で どなたかが「修活」という言葉を使っていました。「終活」より「修活」がいい感じ。

学業を修めてきたように 身を修める そして 人生を修めていく。老いが加速中だけど あらためて 老い支度。そして 死に支度。 

人生の卒業に向けて 少しずつ準備をしていくこと。

それは もちろん 今をどう生きるかという活動でもあるでしょうね。 

残りの人生を豊かなこころで 過ごしていきたい。

そのための 修活。少しずつ 進めてみようと想っています。

No.166




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おり~ぶ
 
      

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