京都に ふたり。

4/18/24

ご縁

葉ボタンに花が咲いた 花言葉は 慈悲
 

おはようございます。

かねてから行きたかったところ それは 京都。


特に 訪ねたかったところは 京都駅から 徒歩15分ほどのところにある 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺・東寺(とうじ)です。

修活(終活)を意識するようになってから 以前より 仏教に関心を寄せるようになりました。信仰心があついわけではないけれど 日本人の暮らしに様々な形で根づいている 仏教の教えに興味が湧いたというわけ。

なかでも 推しは 空海(弘法大師)。真言密教の開祖です。修行中の洞くつで見ていたのが 空と海だけだったので 「空海」と命名したらしい。空・海だなんて 大宇宙を感じます。名前が気に入ったのと 実家の菩提寺が真言宗ということもあって なんとなく親しみを感じていたの。

そんなテキトーな動機ですが まずは 密教の世界を ちらっと覗いてみようと思った次第。それには 東寺。

晩年の空海が 高野山金剛峯寺に移る時 詠んだという歌

    身は高野 こころは 東寺におさめをく

空海のこころは 東寺にある。密教の どんなこころがおさめられているのか。まったく不勉強なわたしにとっては まことに未知の世界だけど ほんの少し 触れさせてもらいたい。そんな気もちで 東寺を訪ねることにしたのです。


ところで 「告白」の記事に登場した Aさん。

彼も京都に来て ご一緒してくれたんです。東寺拝観もさることながら それが一番うれしかった


日本で一番高いという五重塔。手前に写ったのは もみじと桜。🌸は 見ごろを過ぎて葉桜になっていたけど それはそれで 風情あり。

さて 

特に拝観したかったのは 立体曼荼羅です。

曼荼羅とは 密教の教えをわかりやすく表現したものといわれています。一般的には 二次元で紙や布 また壁画などに描かれているものが多いけれど 東寺講堂には 21体の仏像で構成された立体曼荼羅があるのです。*禁撮影

 👉東寺 立体曼荼羅

大日如来を中心として 様々な仏像が配置されている様は 圧巻。講堂がひんやりしていたのもあるけど 実は 鳥肌たちました。なんともいえず 厳かで 重厚な空気に包まれた感じ。

講堂を宇宙空間に見立てたという空海の意図したところは 今のわたしには まったくもって理解できないことだけど すっと掌を合わせたくなる自分がいて 「あぁ きてよかった」と思いましたよ。

ちなみに 大日如来は 未年生まれの守り本尊とのこと。そのお姿も しっかり心におさめてきました。

空海の教えについては これから 少しずつ知っていきたいです。


拝観後は 庭園のベンチで ゆっくり過ごしました。風景をながめたり 旅行者(外国人多し)をウォッチングしたり おしゃべりしたり。

いっしょに歩き いっしょに立ち止まる。ふたりで歩くのって こんなに素敵なことなんだ。ふだんは 遠い距離にいて メールや声をやりとりするだけ。でも たまに会って 同じ道を歩けるって とっても幸せなことなんだ。


彼がメールで送ってくれた website があります。東寺にご興味あったら ぜひぜひ。

👉世界遺産「東寺」の多様な魅力を満喫するための観光ガイド


ずっと大切にする 思い出ひとつ できました。

   

No.169

きょうも ご訪問下さって ありがとう💗

葉ボタンを真上から。マンダラ模様

ポチっとにも 感謝しています。
小鳥たちに そっと ふれてみてね。


おり~ぶ

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