映画館で観るのも いいもんだ。

4/22/24

ソロ活 好きなこと

菜の花 花言葉 小さな幸せ
 

おはようございます。

朝ドラを観てから ブログに向かう。今年度は そんな流れになっています。

弁護士を目指す主人公の発する 「はて?」に はまっちゃったの。米津さんのテーマソングも いい感じ。ゆらゆらと踊りたくなる そんな朝です。


さて きょうの話題は 映画館で映画を観ることについて。

昨日は 隣町のミニシアターへ。

2022年の記事に書いた 小さな映画館です。




観たかったのは この映画。



主人公はふたり。重い症状が 一ケ月に一回必ずやってくる PMS(月経前症候群)の女性と いつ発作がくるかわからない不安を感じている パニック障害をもつ男性。演じたのは 上白石萌音さんと松村北斗さん。

彼らの辛さは 経験のない人には理解されにくいかもしれません。症状からくる苦しさをどうにもできないもどかしさや不安を抱えながら 生きづらさを感じている。そんな男女が 同じ職場(移動式プラネタリウムを制作・上映する会社)で出会い 互いの辛さを分かち合っていく物語です。

かといって 恋愛ドラマではない。恋人というわけではなく 友人というのとも ちょっと違う。ならば 単なる同僚かというと そうではないような雰囲気もします。

相手の症状をわかろうとする中で 助け合える時は 助け合う。病によって 出口の見えない暗闇をもがきながら歩んでいかねばならないとき ほのかな光が差してくる。その光は 同じような苦しみをもつ人からもたらされたのです。

症状に関するセンシティブな部分も 軽口で話題にできる気安さ。日常の中で 病について共有できる相手がいるということは 処方されている薬以上に 効果を発揮したかもしれません。

PMSによるイライラやパニック発作が起こったときの様子以外は 淡々と描かれる 日常。職場の人たちも 温かいまなざしで 彼らを見守っている。そんなふたりにとって 最後の仕事は プラネタリウムの原稿づくり。・・・これ以上書くと ネタバレになってしまうのでやめておきますね。

「夜明けのすべて」という映画タイトルは イギリスのことわざ 「The darkest hour is just before the dawn」(夜明けの直前が 一番暗い)から きているそうです。プラネタリウムの場面で 引用されていました。

一番の暗闇から やがて 必ず朝が来る。朝の来ない夜はないんだ。希望という言葉が浮かんできます。

そんな気もちに ふっとなる。ほんわりとした余韻が残る映画でしたよ。あとになっても じわ~っとあったかくなるような感じ。観てよかったなぁ。




ミニシアターで観たのは あまりに久しぶりだったんです。スタンプカードは この通り。



スタンプが10個そろうのは いつになるやら。これから もうちょっと足を運ぼうかなと思っています。

映画館で観るのは やっぱりいいなぁ。臨場感は抜群だし 家で観ているより 非日常感が味わえる。真っ暗で スクリーンしか見えないから より集中できます。

それに 一緒に見ている知らない誰かの存在が 独特の空気感をつくってくれます。ふふっと笑ったりする その声が聞こえてくると リアルな感情を共有しているって感じがして たまらない。劇場での一体感というか。

昔々 映画を観るなら 映画館だけ。学生時代から よくひとりで行きました。

今は 家で観られる時代だし 映画館よりは低コストに鑑賞できる。経済的には 断然 そのほうがいいんだけど ときには 大画面で大音響で 映画の世界に浸りたい。

我が家からすぐ行ける映画館は イオンにあるのと 水戸駅前にあるのと 今回のあまや座。

👉あまや座 ⇒ここの良さは 大手の映画館が上映しないような映画も観られるところ(シニア料金あり)です。

それほど頻繁に通うわけにはいかないけれど どうしても劇場で観たいときは 映画館に行こうと思うの。

映画で泣いたり 笑ったり。人のこころのありさまや 生きるヒントが そこにある。

次の映画 何 観ようかな。

そんなことを想うのも 小さな幸せ・・・

No.170

きょうも ご訪問下さって ありがとう💗


ポチっとにも 感謝しています。
小鳥たちに そっと ふれてみてね。


おり~ぶ

 

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