いよいよ 去っていくのねぇ。

9/16/23

ご縁 雑感

ジニアのつぼみ
 

いよいよ 去っていくのは 友人です。

最近 この記事に登場したひと👉いつもと変わらない朝に感謝!!


73歳になったばかりのフミコさんは 「今しかできない & 動けない」と 引っ越しの準備中。彼女曰く 「私の終活は まず引っ越しから」とのこと。

来月の転居に向けて 片付けやら 荷造りやらに励んでいるようです。


先月から約束していたランチ。

わたしが運転手で 近くのカフェに走りました。道中「車の免許 返納しようかと思ってるの。子ども達も そのほうがいいっていうのよ」と。

彼女の転居する先は 駅の近くでバスの便もよいところ。息子さんファミリーのマンションからは 車で10分。娘さんファミリーのところからは 電車で1時間。

ちなみに わたしの家からは 約50km。県内だし 高速道を走れば 1時間余りで行けるんだけど やたら 遠い気がしちゃう。だって 今は 3kmしか離れていないところに住んでいるのだもの。

物理的な距離は 心理的な距離に影響してくるかもしれません。微妙にね。

「トマトのいただきものがあったので おすそ分けにきました」なんて 突撃訪問できなくなる。

「バラの花を見に来ませんか」なんて 誘えなくなる。

折に触れ そんなやりとりを続けてきた間柄。出会ってからの16年。お互い 未亡人という身の上もあって いろんな想いや体験をシェアしてきました。

そんなフミコさんが この地から去ってしまうなんて。行く行くは そうなるかもしれない。そんな予感はあったけど いざ 目の前に迫ってくると こころがきゅ~んとしぼみます。

ランチは チキンカレー。このカフェで 彼女と向かい合えるのも あと 何回?



引っ越しって やっぱり大変ですね。フミコさんから いろいろ話をきいて ふう~っとため息がもれました。

現在住んでいるお宅を 売却しなければならない。それが もっか悩みの種らしい。

住宅団地の中の一軒家で 近くには いくつかの空き家が そのままになっている。なかなか売れないのだそうです。

不動産屋からは 時間がかかるだろうと告げられたとのこと。

売れるまで 待ってなどいられない。転居先の分譲マンションは 建築中だったのが完成し 入居日を指定されている。今の家を着々と整理して おおかたは片付いたので 新しい住まいに引っ越していくのには問題ない。

でも 長く暮らした家のこれからを想うと 後ろ髪がひかれるようだと フミコさん。

それにしても 経済的な心配がないだけでも なんとお幸せなことか。50代でご夫君を亡くされてからも仕事を続け 完全リタイアしたのは 今年の3月。

その間 着々と 老後の準備をされてきたのだなぁと 今更ながら 感じ入りました。

同時に お金の不安にまとわりつかれるわが身が なんとまぁ 不甲斐ない。

とはいえ ひとは ひと。

彼女は 彼女の道を行く。わたしは わたしの道を行くってもんです。


ひと月後には にっこり微笑みながら去っていく フミコさん。

手を振って 見送るわたし。ぽっつり 残されるわたし。


彼女を見習って 自分なりの終活作業にとりかかろうか。ぼちぼちね・・・。

そう想っている この頃です。


いつまで 暑いのー? 夏の疲れが出ませんように🍀


 ご訪問下さって ありがとう💗

ポチっとにも 感謝しています。
小鳥たちに そっと ふれてみてね。


                    おり~ぶ

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