風に向かって 歩く。

5/07/23

心身のメンテナンス




フォトは 千波湖(水戸駅至近)の風景です。

きのうは 電話相談の当番日でした。午後4時過ぎに退勤し 湖畔に直行。夕暮れまでには まだまだ 時間があるので ウォーキングして帰ろう。

業務終了直後のアタマの中は 様々な他者の物語で 飽和状態。『聴き手として あれでよかったか』など 反省しきり。ちゃんと リセットしたくなる。寄り道してクールダウンするにはちょうどいい場所が 千波公園 そして 湖畔。

芝生の広場で催し物があったらしく キッチンカーが片づけを始めていました。帰ろうとする人々がいる。これから 散歩やジョギングをする人々もいる。そのなかにまじって ひとりウォーキングのスタートです。

湖畔を1周すると 3km。それほど 長い距離ではありません。

老若男女 歩いています。追い抜くこともあれば 追い越されることもある。タッタッタッと走ってくる音に 思わず よけたりして。そうしなくたって ぶつからないように走ってくれるのにね。後方からの足音って なんか 気になります。

水際に アヤメが咲いています。



向こう岸に見えるのが 水戸市街地の風景です。高い建物がありません。それが特徴かしら。

アヤメも葦の葉も 静止しているように見えるけど 風がビュービュー 吹いていたんですよ。

水面は波打ち 帽子が吹き飛ばされそうなレベル。気温が高めだったから その風が 心地よく感じられました。

向かい風のなかを歩くのって 時として ものすごく気もちいい。カラダが飛ばされそうな風では さすがに危険だけど そうじゃないなら 風に向かって歩きたい。

向かい風の逆は 追い風。後ろから どんどん押してくれるから ラクに歩ける。

たまに 止まりたいのに止まれないほどの追い風もありますね。もし 帽子が飛ばされたとしたら どこまでも 転がっていく。どんなに追いかけても 帽子をつかまえられない。そんなことがあったような気がします。


きのうの風は 向かい風。湖畔を反時計回りに歩いたのですが ずっと 逆風 吹いてたの。

歩けば歩くほど 自分の内のモヤモヤだったり ザワザワだったりが 吹き飛んでいく。集中して歩くと 脳内のセロトニン分泌が 活性化されるからかな。

ウォーキング。心身のメンテナンスには もってこい。

帽子が飛ばされやしないかと 時々手で押さえつつ トコトコ サッサ ウォーキング。

ゴールに着いたのは 午後5時頃。それほど速足でもなく 写真を撮るのに立ち止まったりしていたので 40分ほどかかりました。



少し汗ばむ程度にホカホカして 達成感あり。


あらっ。気づけば 風が止んでいる。梢を鳴らして吹いていたのに どうしたことか。

まぁ 単なる気圧の関係でしょうが 妙に不思議な感じ。ゴールしたら 風が止むなんて。


風に向かって歩くこと。その気もちよさを味わっていた 自分。

振り返ってみれば 60余年の人生。幾種の風を わが身に受けてきただろう。向かい風のなかを この世の果てに飛ばされそうになりながら ついには 飛ばされず なんとか 生きのびている。

追い風よりも 向かい風が多かったなぁ。ある時は 風に抗い ある時は 風に吹かれるまま なんとか しのいできた。

これからも 風は吹くだろう。追い風なのか 向かい風なのか。おそらくは 向かい風が多くなるのかもしれない。老いや病の心配もある。ひとりで生きると覚悟はしても いろんな意味で 心細さもある。

だから また 風に向かって 歩いていく。

あまりの大風は 歓迎したくない。せめて 額の髪を吹き分けられる心地よさを味わえる その程度の風であってほしい(^_-)

ピタッと止んだ風に そんなことを想いました。 


今朝は シトシト 雨が降っています。昨日の自分を振り返ってみるには しっとり しみじみ ジャストな雰囲気。それにしても 少々 肌寒い。目まぐるしく変わるお天気に 振り回されています。

お互い 体調管理に気をつけましょうね。

明日は 晴れるといいな。



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         おり~ぶ

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